青汁青汁が体に良さそう!と、今、青汁ブームが再来しています。青汁には、苦そう、まずそう、飲みにくいのでは?といったイメージがありますが、最近の青汁は、大変飲みやすくなっているのです。

昨今の食の欧米化により、野菜不足が指摘されています。そんな中、青汁なら手軽に栄養素が摂れるとして、年代を問わず多くの健康や美容を意識する人たちの間で人気を得ています。

今回は、まずい!といわれていた青汁が、おいしい!といわれるまでの歴史について、ユニークなエピソードや最新青汁情報などとあわせてお伝えします。

青汁とは

青汁とは、緑色の野菜である、緑色野菜を「生のまま」絞ったもので、まさに青色をした野菜の汁のことです。決して加熱はせず、生野菜である点が特徴です。

毎日ご家庭で野菜ジュースを作っている、という場合も生野菜を利用しているので、広い意味では青汁といえるでしょう。しかし、青汁の代表的な野菜である、大麦若葉やケールなどをスーパーで購入するのは大変難しいので、市販の青汁を利用するのが一般的です。

青汁の魅力

市販の青汁は液状や粉末のタイプが多く、そのまま飲んだり水などで溶いたりと、サッと手軽に摂取できるのが魅力です。忙しいライフスタイルの現代人にも、ピッタリです。また、青汁の主原料として有名な、大麦若葉やケールなどには、食物繊維を始め、ビタミンやミネラルといった豊富な栄養素が含まれているので、健康保持増進だけでなく、ダイエットをサポートする飲み物としても人気があります。

はじまりは日本最古の医書「医心方」の草汁だった

医心方健康をサポートする青汁ですが、そのはじまりは、今から1000年ほど前の平安時代後期にまで遡ります。医師、丹波康頼が、当時の医学知識を網羅してまとめ上げた「医心方」に青汁が登場しています。今でいう医学書である「医心方」は、全30巻にも渡る書で、984年、朝廷に献上されました。日本に現存する最古の医学書といわれています。

現在においては、青汁は健康的な飲み物として認識されていますが、当時はいわゆる漢方薬的な存在だったと思われます。漢文で書かれた医心方には、擣汁(トウジル)、杵汁(ジョジル)といった植物の葉の汁を煎じて薬として使う、と書かれています。

青汁を有名にしたのは「青汁の父」遠藤博士

青汁を有名にしたのは「青汁の父」と讃えられる遠藤博士の研究と功績によります。1900年(明治33年)に岡山県倉敷市で生まれた遠藤仁郎氏は、当時の京都帝大(現京都大学)を卒業後、同大学講師、大阪女子医専(現関西医大)教授を経て、1945年(昭和20年)に倉敷中央病院内科医長に就任します。1963年(昭和38年)から1979年(昭和54年)まで、同病院院長を勤めた医学博士です。

食糧難を乗り切るために生まれた青汁が病院食から商品化へ

戦後は多くの国民が食糧難に見舞われていて、栄養不足は深刻な問題でした。そこで遠藤博士は、栄養素を何とか国民に摂らせなければ、と考え、「緑葉末油煉(リョクオウマツユレン)」を考案します。1943年(昭和18年)、「緑葉末油煉」を原型としたものは、遠藤博士のヒナ子夫人により「青汁」と命名され、1952年(昭和27年)には、倉敷中央病院で、青汁が病院食として採用されます。現在、私たちが商品として目にする青汁は、これがスタートだったのです。

遠藤青汁 青汁生タイプ 青汁生ジュース

遠藤青汁 青汁生ジュース青汁商品の始まりともいえる遠藤青汁は現在も購入することができます。
国内産ケールを100%使用している青汁です。生のジュースのため当日配達で宅配地区は四国と、広島市、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、新潟県に限られているそうです。でもクール宅配便で翌日発送も可能なのでほぼ全国で飲むことができます。定期購入コースもありました。

遠藤青汁 乾燥青汁 ケール100%顆粒タイプ

遠藤青汁 乾燥青汁 ケール100%顆粒タイプこちらは遠藤青汁の粉末タイプです。
やはり国内産ケールを100%使用の青汁です。定期購入もあります。水やお湯で溶くのではなく直接口に含んでから水や牛乳、果汁で飲み下すように書いてありました。



キューサイの青汁が登場

青汁は、キューサイの青汁のテレビコマーシャルで一躍有名になりました。あのユニークなCMができあがる裏話には、悪役俳優さんの貢献があった、といっても過言ではありません。

八名信夫出演の衝撃的なCM「まず~い、もう一杯!」

八名信夫「まず~い、もう一杯!」食品のCMとしては、あり得ないこの一言。キューサイ株式会社は、自社の青汁の宣伝戦略として、あえて、悪役俳優の八名信夫さんを採用しました。実は、「まず~い、もう一杯!」は八名さんのアドリブだったのです。

本来の台本には、飲み干した後に「こいつは悪人にもイイぜ!」と書かれていたのですが、本当にまず過ぎて社長さんに「まずい!」と言ったほうが良いのでは?と提案します。社長さんは、まずい!に何かセリフをプラスして青汁の良さを伝えてくれるのなら、と快諾したそうです。

さすが俳優さんらしく、本番で青汁を一気に飲み干し、コップを差し出して「まず~い、もう一杯!」と苦々しい表情を見せました。それが功を奏し、青汁の「飲みにくさ」と「体に良いから、もう一杯飲もうよ!」という両方の目的を見事に伝えきったCMが完成したのです。

九州だけで放送されていたCMが話題で全国放送に

青汁のCMは、1990年10月から九州限定で放送されていました。あまりにも面白いCMだったので、話題が話題を呼び、子どもたちも真似をするぐらい、一種の社会現象を生みます。その後、全国で放送され「キューサイの~青汁!」というフレーズが多くの人の興味を引くようになりました。

キューサイ はちみつ青汁 スティックタイプ

キューサイ はちみつ青汁 スティックタイプ1900年代に話題になったキューサイの青汁は今でも販売されています。原材料はケールのみで、山田養蜂場のはちみつを配合した青汁です。

わが家でも、しっかり体験してみました。感想は・・・まず~い!でした。当時の青汁からどの程度変化を遂げたのかわからないのが残念ですが、わが家で試した青汁の中ではダントツのまずさでした。そこまで言われるとちょっと試してみたいという怖いもの知らずはこちらへどうぞ~
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笑っていいとも!の罰ゲームに

タモリ青汁のイメージは、完全に「まずい!」と根付いたため、罰ゲームに青汁が使われることもしばしばでした。2014年3月いっぱいをもって終了したテレビ番組「笑っていいとも!」は、最初に青汁を罰ゲームに使用した、といわれています。番組最終回では、タモリさんは30年あまりを振り返り、一番の思い出は「青汁」だったと語りました。

1996年夏頃の<真夏(恐怖)のドカン大作戦>というゲームコーナーでは、負けたらコップに並々入った青汁を一気に飲み干さなければいけない、という罰が用意されていました。夏バテ解消になるとして考えられた青汁の罰ゲームでしたが、あまりにも好評で、レギュラー化するほどでした。視聴者も、あんなにまずそうな飲み物は初めてだ、と感じたことでしょう。

健康ブームで青汁が再注目!!

日本人が長年食してきた和食には、味噌汁や漬物などが盛り込まれており、自然と野菜も食していました。現在の食の欧米化により、野菜不足を感じている人が増えています。

朝食は、パンとコーヒーだけ、という人も多いのではないでしょうか。野菜が不足した食事からは、体の調子を整える微量栄養素と呼ばれる、ビタミンやミネラルを十分に摂ることができません。

現代人は、健康に関する情報を多く得られるようになり、「一億総健康志向」といっても過言ではないでしょう。しかし、多くの人がバランスの良い食事が大切だと認識していながらも、なかなか実行できないのが現状です。

グリーンスムージーは面倒。手軽な青汁が便利!

グリーンスムージー芸能人のブログやテレビなどでグリーンスムージーが体に良い、と一時ブームになりました。しかし、忙しい人にとっては、「作るまでに手間がかかる」「保存がきかない」などが、ネックでした。それに比べて、多くの青汁は粉末状のため、封を切って水やお湯で溶くだけ、と手軽に作れます。これなら忙しくても簡単に野菜が摂れると注目が集まっています。

最新の青汁は「おいし~い!もう一杯」

青汁はまずい!というイメージが定着したのは、ケールを原料にしたものが原因でした。えぐみやにがみがとても強く、飲みにくい味だったからです。しかし、様々なメーカーが原料や製法などで飲みやすい青汁を研究した結果、とてもおいしい青汁へと変化しています。最近の青汁はクセが少ない大麦若葉や明日葉を使用している商品が多く、まさに、もう一杯飲みたくなるほど、おいしい青汁が販売されています。

おいしい青汁の秘密はブレンドにあり!

青汁がおいしくなった秘密は、抹茶や緑茶をブレンドしたり、水飴などで甘みを加えたりしているからです。青汁を継続して飲むためには、「おいしさ」は外せないポイントです。

サントリー 極の青汁

サントリー 極の青汁飲料メーカーが本気で作った青汁です。わが家の体験レポートでも文句なしのおいしさNo.1商品です。

余計なもので味をつけたり、ごまかしたりせず、抹茶と煎茶をブレンドしてお茶と区別がつかないくらいのおいしさです。
続けられる青汁としてぜひ試してもらいたい商品です。
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サントリー 極の青汁 公式サイトはこちら

最近の変わり種商品について

最近では変わり種ともいえる素材を使った、青汁の新商品が続々販売され始めています。

ミドリムシ

ミドリムシとは、虫ではなくワカメなどと同じ藻類で、ユーグレナという学名です。ミドリムシは野菜に含まれる栄養素だけでなく、魚や肉に含まれる栄養素をも含んでいるので、動物性の栄養素も同時に補えるのが特徴です。大麦若葉とミドリムシをブレンドしている商品が多く、さっぱりとした味で飲みやすいのが特徴です。

ユーグレナ・ファームの緑汁

ユーグレナ・ファームの緑汁原材料は大麦若葉とユーグレナグラシリス、明日葉と記載があります。ミドリムシだけではないようですね。ユーグレナは石垣産ということです。
ミドリムシと聞くとなんだか少しぞっとしますが藻類なのかと思うと抵抗なく飲めます。

ウィートグラス

ウィートグラスとは、小麦若葉のことです。ウィートグラスに含まれるクロロフィルというデトックスを促す成分が注目され、大麦若葉の代わりに小麦若葉が使われています。小麦若葉もえぐみが少ないので、飲みやすい青汁といえます。

Navitas Naturals オーガニック ウィートグラスパウダー

Navitas Naturals オーガニック ウィートグラスパウダー日本ではまだ購入できる商品も少ないようです。海外セレブの間で人気がではじめていて、ミランダ・カーも愛用しているそうですが、わが家では未体験商品です。
こちらの商品も購入はアマゾンなどしか見当たらず、詳細はわかりませんでした。

スピルリナ

スピルリナとは、ワカメなどと同じ藻類です。スピルリナには野菜の栄養成分とたんぱく質が多く含まれています。また、フィコシアニンという強い抗酸化作用をもつ成分が注目されています。スピルリナ自体は若干海苔のような独特の香りがしますが、青汁に添加して商品化されたものは、比較的飲みやすい味になっています。

DICライフ ザ・スピルリナ

DICライフ ザ・スピルリナこちらはドラッグストアでも販売している粒タイプのサプリメント商品です。見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

一般的にスピルリナ商品というと粒タイプが主流のようですが、最近はスピルリナの配合された青汁なども出ているようです。

上記でお伝えした変わり種の素材は、青汁と同様に粉末状タイプが多く、作る手間もかからず手軽に飲めて便利です。

まとめ

「野菜を摂らないと体に良くないことは知っているが、まな板と包丁を出して、カットしている時間がない。」という、多忙な現代人を助けてくれる青汁の歴史をご紹介しました。

青汁には、1000年もの歴史があり、実に日本人に馴染み深いものだったのですね。戦後は、国民の栄養不足を補う役目を果たし、現代になると、手軽さや便利さから、健康や美容をサポートする存在に変化しました。

味も、昔のまずい飲み物から、おいしい飲み物へと変わっていきました。さらには、乳酸菌やオリゴ糖など体に良い素材を添加するなど、青汁はこれからも変化を続けて、私たちの健康や美容に役立ってくれることでしょう。


おいしい青汁はコレ!
サントリー極の青汁
サントリー極の青汁
サントリーの極の青汁は原料に大麦若葉と明日葉を使用してオリゴ糖や食物繊維なども配合した青汁です。もともとクセのない大麦若葉ですが、抹茶と煎茶を独自ブレンドすることで最高においしい青汁になっています。

お茶のような味わいは食事と一緒に飲んでも、おいしくいただけます。初めて青汁を飲む方には、ぜひ試してほしいサントリー 極の青汁です。

公式サイトはこちら 体験レポートはこちら


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